斜構オタクは推しアイドルの夢を見るか

酒カスによるブログ。TwitterID:@Le_Cha_449, @telier_449

三船美優さんのお話と『Last Kiss』、7th名古屋での彼女について

 どうもるしゃです。

 今回はデレの担当の三船さんのお話を、7th名古屋での感想と共に話していきたいと思います。ステをやってないのでそっちの細かい話はできないんですがお許しください。

1.彼女の内面性と成長

 まず初めに、三船美優という女性はどんな人だったのか、見ていきたいと思います。

 

 三船美優さんとPが出会うのはクリスマスの夜のことです(モバにしろステにしろ)。

 出会ったばかりの彼女はひどく脆く、儚げな女性のように感じます。最初期のNORMALのカードのセリフについて見ていきます。

 

 覚醒前

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 あいさつ
 アイドルコメント
…三船美優と申します。…いえ、怒っているわけではありません…。……その、人付き合いって苦手で……何を話していいのか……こんな私が……人前に立てるんでしょうか……?
 マイスタジオ
…こんにちは
……はい。その、考え事を
(……どうしたらいいのかしら)
プロデューサーさんは他の人とお話するの……得意ですか…?
 お仕事

 お仕事
……はい
……頑張ってみます
……笑顔…ですか…
プロデューサーさん、お仕事をどう進めていいか……教えて下さい

 お仕事(親愛度UP)
Pさん……と……呼んでもいいでしょうか……?
 LIVEバトル
……争いは苦手ですが…
 親愛度MAX
 マイスタジオ(親愛度MAX)
Pさんはきっと……優しい方なんですね……。
 お仕事(親愛度MAX)
Pさんと居ると楽しい……そう……気付いたの…
 親愛度MAX演出
Pさんの熱で……凍っていた心が溶かされたみたいな…なんて、言い過ぎたかしら…。でも、それが本心ですもの…。

 

※元々のテキストで「プロデューサーさん」となっているところは「プロデューサーさん」、「プロデューサー名さん」(例:「るしゃさん」)となっているところは「Pさん」と表記しています。

 

 (なぜダメージジーンズ)(かわいい)(三点リーダー多すぎないか)(かわいい)(かわいい)とか色々思うことはあるんですが、セリフについて。

 「…三船美優と申します。…いえ、怒っているわけではありません…。……その、人付き合いって苦手で……何を話していいのか……こんな私が……人前に立てるんでしょうか……?」

 出会ったばかりの彼女は表情も硬く、また会話もひどくぎこちないです。人前に立てるのかどうか三船さん自身が不安になるのも無理はないと思います。

 親愛度が上がるとやや心を打ち解けて名前で呼んでくれるようになり、徐々に心を開いてくれます。

 

 覚醒後

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 あいさつ
 アイドルコメント
……私を変えてくれたのはプロデューサーさん、貴方……。これは聖なる夜の贈り物かしら……? なんて、ちょっと少女趣味過ぎたかしら……でも女の子はいつだって夢を見るものなんです……。
 マイスタジオ
…こんにちは
……はい。その、考え事を
(私がこんな…格好を…)
プロデューサーさん……私と……お話しませんか……?
 お仕事
 お仕事
……はい
……頑張ってみます
その……緊張しました
プロデューサーさんが助けて下さるから……
 お仕事(親愛度UP)
Pさん……私、こんなに熱い気持ち…久しぶりです!
 LIVEバトル
……精一杯…頑張ります
 親愛度MAX
 マイスタジオ(親愛度MAX)
Pさん、私……今……笑顔になれています……
 お仕事(親愛度MAX)
Pさん、なんだか自然と…私…嬉しいです……!
 親愛度MAX演出
Pさんの傍に居られれば……雪の舞い散る夜でも……心は暖かいままでいられそう…。そんな気がしています…。

 

 一番注目したいのはやはり「Pさん、私……今……笑顔になれています……」の部分です。Last Kissの歌詞「不器用な私に 笑顔をくれた人」はまさにここから来ているものと考えています。

 吐く息も白く、冷たい空気が肌に刺さるような聖夜、出会いがもたらした温もりで凍った心が溶けていく…といった顛末になっています。

 

 衣装「エレガンスプレゼント」はクリスマスプレゼントチックな結構大胆なドレス。「(私がこんな…格好を…)」とあるように三船さんの性格から考えてまず着ることはなかったでしょう。彼女へのプレゼントでもあり彼女自身がプレゼントでもある、アイドルを始めたことによる変化とクリスマスという日を象徴するような衣装です。

 ステの [聖夜の約束]三船美優+ の衣装がパワーアップ版(?)のような感じになっていてとても好きです。

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 なぜクリスマスというテーマが三船さんに付随するのか(まあ実装されたイベがクリスマスイベだったんですが)。

 それは彼女の中に「少女らしさ」が残っていることと関係があると思います(起因するとまでは言わないまでも)。

 「……私を変えてくれたのはプロデューサーさん、貴方……。これは聖なる夜の贈り物かしら……? なんて、ちょっと少女趣味過ぎたかしら……でも女の子はいつだって夢を見るものなんです……。」

 というアイドルコメントが印象的です。

 「少女らしさ」という言葉が正確かは自信がないですが、物腰の落ち着いた大人の女性に見える一方、無垢な少女のような一面を残しているのが三船さんだと思います。これを強く感じるのが「天藍のカンツォーネ」というカードなのですがこの話はこの辺で。

 

 さて、三船さんがアイドルとして活動し始めた頃を見ました。

 出会った時の様子から、過去、自然に笑ったり喜んだりといったことがうまくできず人付き合いも苦手で…、そんな三船さんがまさに今一歩踏み出した瞬間です。

 では彼女はこの先どんな風に進んでいくのか、どんな未来を歩むのか。

 

 これに関してはさしたる説明は不要で、今現在の三船さんの様子そのものともいえると思います。色んなカードやコミュを見たり、ユニットでの曲などをお聞きいただければと思います。

 分かりやすいところだとU149ではお姉さんをしてる三船さんも見られますし、大人組と絡んでお酒で酔っ払っちゃってかわいい感じになってたり、色んな表情を見せてくれています(酔うと子供っぽくなるのも「幼さ」という観点から前述の「少女っぽさ」と若干関係あると思っています)。

 一歩を踏み出した彼女は、戸惑いながらも色んな仕事を通し新しい世界に踏み込んでいき色んな経験をしています。また色んなアイドルと共に仕事をし磨かれ、たくさんの出会いを通して成長し、人との関わりを徐々に徐々に増やしていくことで彼女の世界は広がっていっています。

 

 過去、出逢った瞬間、現在、そして未来と、脆くちいさな世界から、三船さんは自身の世界をどんどんと広げていっている、自分の中の大まかな三船さんの成長の過程は上に書いたようなものと考えています。

 

 もう一つだけ彼女の内面性について。

 三船さんを語る上で「花」の存在は欠かせないように思います。

 というのも、SR、SSRのカードの衣装や背景に結構花があしらわれているものが多かったりします(他のアイドルと比較をして統計を取ったわけではありませんが…)。

 「花」というのは個別に花言葉を持っています。もちろんそれぞれのカードに出てくる固有の花の持つ意味について考えられるところは色々あるのですが長くなるのでここではしません。

 では、「花」の共通的な観念として持つイメージは何でしょう?

 一般論として、「美しさ」と「儚さ」の象徴であると思います。花の命は人に比べてずっと短い。だからこそその美しさは儚くも美しい。

 出会ったばかりの彼女について「ひどく脆く、儚げな女性」という表現を使ったのはこのような意図もあります。「美しい」というのは特段言及する必要もないと思います(主観的にもそう思ってますが、パーソナリティー的に客観的な特徴として描写されるものと思っています)。

 最初期のSR [癒しの女神]三船美優+ の衣装には青いバラがあしらわれています。6thライブの衣装もこのカードがモチーフになっていました。また、デレステSSR四枚目にも青いバラがつけられているものと思われます。

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 青いバラ、というのはかつては品種として生み出すことができなかったため「不可能」という花言葉もありますが、現在では人工的に開発に成功し「夢かなう」「奇跡」といった花言葉もついているようです。

 「不可能」から「夢かなう」という反転が、三船美優というアイドルそのものを表象しているように感じます。

 

 三船さんが最初に歌唱した曲が「Take me☆Take you」です。明るい曲調ながらちょっぴり覗かせる不安から来る切なさと、それでも前に進んでいく力強さの両方を感じさせる名曲です。躓きそうでも迷いそうでも、輝く気持ちを忘れず。自身の限界を超えて明るく輝き、覚めない夢はまだまだ始まったばかり。

 三船さんの最初に出逢った楽曲がこの曲で本当に良かったと思わずにはいられません。

2.Last Kissという曲

 これまでの話を踏まえて『Last Kiss』という彼女のソロ曲について。

 

 どういう運命の悪戯か、出逢ってしまった「ふたり」は別離を迫られる。そんな別れの時を歌った切なくも優しいラブソングです。

 

 この曲からはイメージとして三船美優を大いに感じ取れます。

 儚げで繊細な女性、そしてその中にある少女性が、ピアノの旋律、素敵な詞と淡く美しい声で表現されているように感じます。

 

 ここで歌詞について、もう少し踏み込んで考えてみようと思います。

 ここからは無粋を承知で私なりの解釈を書いていくのですが、正直私自身詰めが甘いと感じたり不完全だと感じる部分が多々あるので、あくまでそうも取れるよね、くらいで読んでいただけるとありがたいです。

 元々何か正解があるわけでもないとも思っているので…。

 

 多くのCMシリーズの曲がキャラクターに深く関係するように、『Last Kiss』という曲もまた三船美優というアイドルについて何らかの意味を持つ曲となっていると考えます。

 この曲の歌詞は、一人の女性が恋仲の相手と離別する時を綴っています。

 歌詞全体から受ける印象として、前述してきたような儚さや繊細さ、どこか幻想的な雰囲気を感じます。幻想的な雰囲気については、ある種ロマンチストな彼女、本人曰く「少女趣味」な一面から来るものと考えています。

 

 この曲の時間軸は「現在」です。しかし、歌詞中には別の時間軸が存在します。それは言うまでもなく「過去」と「未来」です。この三つの時間軸に焦点を当てて考えていこうと思います(それぞれ色を対応させています)。

 

 一番から順に抜粋して見ていきます。一番は「」の私が主に描かれます。

 「出来るならこのまま あなたといたいけど

 出来るならこのままあなたといたい、そう思う曲の中の彼女は、割かし親しい相手への依存度が高い三船さんとも重なって見えます。

 いたいけど、このままではいられない。この歌詞から別れは必定、あるいは必要なことであると察することができます。後に出てくる

 「叶わない恋のあとさき 気づいてしまった ふたり

などからも同様に読み取れます。

 

 「どうせ なんて いう私を 不安ごと抱きしめた

 「それでもまだ「好き」だなんて ずるい人ね

 離別、とは書いたもののどうやら両者のすれ違いから別れることになったわけではなく、離れ離れになっても互いに想い合う関係性は変わらないようです。

 「どうせ」とはいったい何を指して言っている言葉なんでしょうか。少なくともこれから先の未来に対しての懸念の言葉であることは確かです。

  

 二番に入ります。ようやく「過去」のベクトルが現れ始めます。

 「いつもと変わらず やさしく呼びかける あなたの笑顔に 息が詰まる

 別離を前に、それでも「いつも」のままの「あなた」の様子は、「私」にかえって悲しい感情を募らせます。

 

 「不器用な私に 笑顔をくれた人

 これは前述した部分の歌詞です。出逢ったばかりの頃、自然な笑顔を忘れていた「私」は「あなた」に笑顔をもらったと、そう綴っています。出逢ったばかりの三船さんとシンクロニシティを強く感じさせる部分です。

 過去、「私」は笑顔を取り戻し現在に至っていることが分かります。

 

 「決めたはずのさよなら また出来なくなる

 ここで、お別れは自身の決めたこと(おそらく「私」と「あなた」の両者が納得して決めたこと)であることが読みとれます。単純に何らかの理由で別離を強いられているわけではなさそうです。

 「また」とあることから、何度もお別れ(「最後のキス」)を試みたことが伺えます。離れなくてはならない、そう決めたけど「あなた」のぬくもりに触れてしまうとそれが出来ない、という切ない感情が込められています。

 

 Cメロに入ります。いままでは彼女の言葉から暗に感じ取れただけの「未来」について触れられ出します。

 「このままで このままじゃ ただ流れに身を任せても

 「あの頃のふたりとは きっと少し違う未来

 ここにきて時間の流れが意識される歌詞が入ってきます。「このまま」でも「あの頃のふたりとは少し違う未来」とは一体どういうことなのでしょうか。

 

 登場人物は「私」と「あなた」だけですが、「ふたり」という登場の仕方があります。それはこのCメロの部分を抜かすと一番のサビ、二番のサビ、そして最後の大サビ、いずれも対応した部分になっています。順に見ていくと

 

叶わない恋のあとさき 気づいてしまった ふたり

そんな運命の悪戯 出逢ってしまった ふたり

いつも運命は悪戯 もう戻らない ふたり

 

 「現在」を描いた一番、「過去」に触れた二番、「未来」を見据えたCメロを経た大サビ、それぞれの「ふたり」と時間軸が対応しています。

 (「きづいてしまった」なら「過去」じゃないか、と言われると微妙な所ですが…。気づいてしまったふたりはお別れをしようとしている、という場面なので多少強引かもしれませんが「現在」で取っています。少なくとも出逢ったばかりの「ふたり」よりも時間軸として後にあるので「現在」に近い位置にあると思うので…。)

 

 さて、改めてCメロの部分に戻ると「あの頃のふたり」とはいったいどこの時間軸にいるのか。曲の構成とその対応から「現在」「過去」「未来」と展開しているのは間違いないのですが、どの時点の「過去」なのか。

 「過去」は出逢った当初に近い時が描かれていることや、二番のサビの「そんな運命の悪戯 出逢ってしまった ふたり」という歌詞から、「そんな運命の悪戯」で「出逢ってしまった」まえの「ふたり」と推測を立てると筋が通ると考えます。改めて歌詞を出しますが、

 

 「このままで このままじゃ ただ流れに身を任せても

 「あの頃のふたりとは きっと少し違う未来

 

 「そんな運命の悪戯」で「出逢ってしまった」ことで、例え「このまま」「ただ流れに身を任せても」既に「未来」は出逢う以前とは変わっているということです。

 それでも、「このままじゃ」と、変わらなくてはならないことを感じている「私」は一体どうしてそう思っているのでしょうか。一体どんな「未来」を目指しているのでしょうか。

 

 「もう少し あと少し 今だけを感じさせていて

 「最後のわがまま あなたと私だけのメモリー

 曲中で最も感情が乗っている部分と言ってもいいでしょう。「私」が今に縋りつきたい思いを感じます。

 ここで注目したいのが「わがまま」「あなたと私だけのメモリーです。

 「わがまま」という言葉を選択したことから、「私」は「」のままではいけないと思っていること、それでも今この時が続いて欲しいと思っていること、そして「未来」は決して悪い方向に向かうわけではなさそうであるということが分かります。

 お別れ自体は悲しいことや辛いことなのかもしれませんが、どうやら単純な悲恋というわけではないと分かります。

 

 そして「あなたと私だけのメモリーについて。

 この曲の登場人物は「私」と「あなた」だけです。が、ここで「あなたと私だけ」と言っていることに注目します。つまりこの世界には「あなた」と「私」以外の存在がいるということになります。

 すると「未来」というのは、「あなた」と「私」以外の人物が登場する世界を指しているのではないかと推察できます。

 この曲は終始「」の「私」が「あなた」と離れなくてはならない「叶わない恋のあとさき」を胸の締め付けられるような思いで綴っています。二人だけの世界が心地よいと感じていること、それでも「このままじゃ」いけない、「わがまま」ではいられないと感じていることが伝わります。

 つまり「私」は「あなた」だけといるこの世界の外側、他の登場人物の出てくる外の世界に行こうとしているのです。

 

 すごい比喩的に書いたのですが、要するに「私」は「あなた」だけに依存するのを止めて他の人との関わりの中に身を投じようとしている、ということです。

 

 「何も言わず ただ静かに 過ぎる針を眺めて」

 「差し伸べられたあなたの手 ぎゅっと握り返した」

 

 「過ぎる針」という時間の流れが意識される印象的な言葉が出てきました。「差し伸べられたあなたの手 ぎゅっと握り返した」、これは「」の「私」がそうしたのか、「過去」の「私」がそうしたのか…。

 

 「笑顔のまま 最後のキス

 「募る思い 零れ落ちてしまう前に しまう前に

 「笑顔」というプラスの言葉からも、やはり「未来」が良い方向に向かうのだと感じられます。

 「決めたはずのさよなら」がまた出来なくなる」前に、「言葉 塞ぐ 最後のキス」「募る思い 零れ落ちてしまう前に しまう前に」…。

 

 さて、長々と野暮なことを書いてきたのですが、曲中の「私」と「三船美優」というアイドルをどのように重ねて見るのか。

 やはり歌詞そのままが重なっているわけではないと思います。「あなたと私だけのメモリー」という小さな世界だけではなく、外の世界へと足を踏み出していくという、1.で書いた三船さんの成長の過程そのものと間接的に重なった歌だと捉えています。ある種の依存の脱却とも言え、ただの悲しいだけの物語ではないと感じています。それでも二人だけの世界が、いつか何かを成し遂げたら戻ってきたらいいな…なんて思いつつ。あくまで曲中の「ふたり」の話です。

 

 クリスマスの夜、ヒールが折れて立ち上がれなかった彼女は、手を差し伸べられて立ち上がりそして自分の足で歩きだすのだと、そう思っています。

 

  いちいち書かなくても露骨に書いてたので1.の内容を呼んだ上で見てもらえば言わんとしてることは伝わると思います。

 『Last Kiss』についてはこれでおしまいです。

 

3.7th名古屋での彼女

  さて、いよいよ名古屋の話。といっても、私が話せるのは意味合いくらいのものですので、大した分量はないです。これまでの話を踏まえて聞いて頂けたらと思います。全体曲はとてもざっくり書きます。

 

 『Nothing but You』

 元々好きな歌だったんですがまさか三船さんが歌うとは…。こんなに意味合いの大きい曲を歌わせて頂いて本当に感謝しかないです。

 ライブの前に「何かの間違いで三船さんガルフロ歌わねえかなぁ」って言ってました。というのも今まで三船さんってカッコイイ曲を歌っていた印象が薄かったので、色んな表情を見せてほしい、色んな世界を見せてほしい見てほしいと思っていたところでした。

 めちゃくちゃカッコイイ上にあんなに三船さんに重なる歌ありますか?この曲が聞けただけで満足でした。

  「はじめて出会った あの時から 君だけ見てる」

 「お互いの瞳の時は流れを止めて」

 「いつか時を超え この願いが叶うよう」

 「真直ぐに 君に届け

 いや、ここだけじゃないんですがあまりにも歌詞的に刺さるものが多すぎる…時間も絡んだこんな歌詞反則ですよ。

 楽しそうに、でも凛々しく歌う原田彩楓さんが印象的でした。

 

 『イリュージョニスタ!』

 連番したオタクがかなり近く見える席を引いてくれてわぁ近い…と思いながらペンラ振ってました。以上。(何も考えてなかったというか全体曲に近かったのであんまり意味合いを感じることもないかなと思って高まってました。)

 

 『青空エール

 またこういうチョイスするんだからズルい…。U149がとても好きでU149のオタクと言い張っていて(?)、特典CDについている『青空エール』も本当に好きで聞きこんでたので、聞けて嬉しいは勿論なんで三船さんおるん??????ヤバくね???????ってなってました。

 「頑張るキミの後ろ姿をずっと 支えたいんだ」

 この歌詞を三船さんが歌ったのが如何に私に刺さったのか、これまでの文章を読んで下さった方には伝わると思います。三船さんが誰かを応援する立場に回っているのがどれだけ嬉しいことか…。『Nothing but You』もそうですが、本当に意味合いの大きい曲を披露してくれて感謝しかないです…。

 これまた元気に、笑顔で歌う原田彩楓さんが印象的で、すっごい良い笑顔するなぁと思いながら見てました。

 それはそれとして三船さんがこの曲踊りながら歌うって色々ヤバくないかとかそんなことは考えてないので次に行きます。

 

 『Last Kiss』

 この曲については色々既に話しているのですが、ライブについてで振りかえってみます。

 初披露はSS3A。今から見てみると原田彩楓さんもまだライブ慣れしてなかったり曲が馴染んでいなかったのか、完成度から見るともう一押し、といった感じでした。

 次は6thナゴドday1、私はこの曲をLVで見たことがきっかけで三船さんに興味を持ってゆくゆくは担当となっています(隙あらば自分語り)。

  何と表現していいのか、まだ表情の硬さなどはあったと思うのですが、照明演出などが非常に凝っていたことや個別衣装の効果もあってかとても張り詰めたような空気が感じられ、あの曲の世界観が見事に出ていたと感じます。言葉にすると陳腐になってしまうようであまり上手く言えないのですが…(この曲語ることもそうだけど)。

 そして今回。やはり印象的だったのは表情でした。随所に笑顔が見られ、以前までと比べ大分表情豊かにこの曲を表現しているように感じました。6thだと完全にシルエットになってしまって表情が見えなかったのですが(SS3Aの記憶はないですすいません)、今回は表情が見える程度の明るさに照明が調節されていたみたいでした。

 デレステのMVと同様、笑顔を見せて終わったこの曲は、また新しい表情を覗かせてくれました。

 

 振り返ってみて、『Last Kiss』以外にも本当に表情豊かで、特に自然な笑顔が印象的でした。今までライブ等でも割としっとりした曲を担当することが多かったと思うので、今回のライブで本当に様々な一面を披露してくれたことが嬉しかったです。

 何回も書きましたが、三船さんの成長の過程として色んな世界に踏み込んで、色んな出会いがあって、色んな成長をして…という三船さんの歩み、そして成長そのものをライブからも感じ取ることができてすごい満ち足りた気分です。

 原田彩楓さんはじめあの素晴らしいステージを三船さんに与えてくれた方々には本当に頭が上がらないです。ありがとうございました。

 

4.おわりに

 わりかし長い話になりました。あくまで自分の見ている三船美優というアイドルについて話したつもりでダイマとかでは無いのですが、どうか読んで下さった方が何か得るものがあったら良いなと、そして彼女に少しでも興味を持っていただければ良いなと思いつつ、これでおしまいです。

 最後までお読みいただきありがとうございました。