アケマス初プレイ時の感想
(2019/7/27作成, 2022/10/15修正)
アケ、箱、SPのいずれかをやったことある人向け、というかほぼ自分用の備忘録。
2018年の10月、MR2nd三浦あずさ回を見るために横浜に赴いた。せめて仙台にアケマスがあればいいのに、とはずっと思っていたのだが、北の方に住んでいる以上はどうしようもない。そこで、せっかく関東に来たので兼ねてからプレイしたかったアケマスをするべくアキバに向かった。
初めてやってみた感覚として、一回一回のレッスンやオーディションに対する重みが大きかった。
なんだかんだと箱やSPはいつでもリセットができる。ランクアップリミットを考え先を見据えつつ、一回一回のレッスン、オデに向き合うのはとてもハラハラして、その分オデの勝利はとても嬉しかった。
アケマスはリセットのできない環境下、一瞬一瞬集中して向き合わなければならないからこそ最後の瞬間は本当にかけがえのないものになるように感じた。
もちろん、アイドル候補生からあずささんを選んだ。
アケマスでも変わらぬ後ろ姿。
何度かSPをプレイしていたので、概ねすることは把握していた。当時はストーリーモードしか経験していなかったが、よく攻略サイトを見ていてフリープロデュース(アケ、箱の形式)をなんとなく知ってはいたし、Bランクアップの条件は知っていたので、特殊オデ全部取ってファン数150万集めればSランクにはなれるだろ、と割と楽観的に考えていた。
しかし、実際やってみたらレッスンが全然うまく行かなくてかなり焦った。(あと後半になって曲3つしか変えられないから減衰やばくね?とか色々大変だった。)
Sランクアップの後のPの独白で合っていたのを確認出来てほっとしたことを覚えている。とはいえTOP×TOP!の参加条件オデ不敗に関しては本当にシビアでこれをクリアするまでが精神的にきつかった…。
それでは順を追って。
アケマスでもあずささんをプロデュースできることに感動しつつ、やっぱり最初は一週経つと忘れられることにどこか安心感?を覚えた。(あずささんは初対面の次の週に再び会うとPのことを忘れている。)
タイムスケジュールがSPと違うことにやや戸惑いながらも、初めてのレッスン。(ひょっとしたら順番が前後しているかも)。
SPだと表現力レッスンは得意だったので初めにこれを選択。おそらくタッチパネルで同じことをやるだけだろうと高を括っていたのだが、想像以上に難しい…。目当てのパネルは逃げていき、違うパネルに引っかかる引っかかる…。
初めからまともにできたのはボイスと歌詞レッスンだけだった(ボイスはSPで苦手だったので避けていて実質歌詞レッスンだけ)。
能力値を伸ばしたいのに初めの頃はノーマルレッスンを連発してしまい、これは途中で終わっちゃうかなぁと感じたが、辛抱して続けた。
後半になるとダンスとかでパフェが取れるようになってきて助かった。一日で一気にやったのである程度すぐに慣れられたのが大きかったかもしれない。
(初のパーフェクトレッスン、かなりテンションが上がった。)
序盤でのオデは本当に怖かった。前述のTOP×TOP!の存在が常に頭をかすめ、しかしオデを受けないと何も始まらないというジレンマ。
変なことをしてもしょうがないので、覚悟を決めて初めはルーキーズを選んだ。セオリーというのもあり、どうせ受けなければならないしさっさと片付けたかったので。
如何せん初めの方にやったのでどんな内容だったか覚えてなかったが、ここで勝てたのが大きかった。不安ながらもこれまで通りにやれば恐らく大丈夫だろうという自信が持てて、セオリー通り頑張ろうという気持ちになれた。
今思うとオデ結果の写真とか残しておけば良かった、というかもう少し序盤の写真を取っていれば良かった。余裕がなかったとはいえもったいないことをした…。
コミュに関してはそれなりに立ち回れて、思い出ボムもほぼ確実にGOODが取れて自由に使える状態だったのが幸いだった。ボムに関してはSPよりはるかに打ちやすくて非常に楽だった。これでEに昇格。
ここまでは去年書いた下書きがあったのだが、途中で放り投げたままだった。思い起こしながら書くので、これ以降は大雑把になっても多少見逃してもらいたい。
この後は敗北をすることなく、Dランク、Cランクと順調に上がっていけた。
問題はBランク。ファン数が思ったより伸びていなかったのとVocal Master、Visual Master、Dance Masterの三つのオデに合格するのが懸案事項だった。
ランクが上がるとレッスンも難しくなるので、Bランクで能力値をできるだけ上げておくようレッスンを増やしつつ、ファン数を稼げるようファン数多めのオデをなるべくこなした。
一番苦労したのがVocal Master。このオデで初めて敗北を喫した。それも二連続。もう少しでAやSランクが見えるというときに負けを味わい、本当に焦った。
TOP!×TOP!以来安定してできていたのが、終盤近くになってまたハラハラさせられた。今となってはとてもいい思い出に感じている。やはりあのプロデュースの臨場感ばかりは、アケマスでしか味わえないものなのではないだろうか。
Aに上がった後は、必要ファン数を稼ぐことに終始すればよく、非常にまったりプレイできた。特殊オデもランクBまででほぼ終わらせていたと思う。この頃になると写真を撮る余裕やコミュをじっくり見る余裕もでてきたりした。Sが確定してからはオデはせず、コミュを見てその時を待った。
そして活動終了、お別れライブ。
衣装はセプテンバーバイオレット。能力値的に高いわけではないけれども、この衣装は特別だった。(初期から入っている衣装なのか途中で手に入ったのか知らないけど、ここで選べてよかった。)
というのも、カードゲーム「Weiβ Schwarz」に、杏仁豆腐先生の描いた『隣に…』の曲名カードがある。あずささんの公式絵で一番好きなイラスト。そしてこの絵のあずささんの来ている衣装がセプテンバーバイオレット。
『隣に…』という曲は私にとって本当に特別な曲なので、この衣装を介して、カードイラストだけでなく、あの曲やこれまでの色々を込めたつもりだった。
(見返してたら婦警の帽子とかパワーグローブ?とかつけててあれ?と思ったけど、撮ったのはお別れライブ前。)
最後の曲は『9:02pm』。
この時になってようやく、自分にとってこの曲がとても大事なものになったと思う。
港の見える丘公園、夕焼けを背にしたあのやりとりが、自分にとってはとても大事なものになっている。
最終的にSランクでドームエンド、初プレイにしては上々の結果だった。
でも、結果より何より、あのエンディングを見れたのがとてもとても嬉しくて、その分終わった後の喪失感がとてつもなくて。本当に放心状態になっていた。
このコンテンツに関しては、後にも先にもあそこまで放心状態になったのはこの時とあと一回だけで、その一回は初めて10thのライブ映像を見終わったとき。あのライブに関してもどっかで誰かと思い切り話してみたい。
それくらいにドームエンドは自分にとっては大きくて、このご時世初のドームエンドをアケマスで見れたのは本当にラッキーだったし、アケマスだからこそあの感動だったのかな、と思っている。
今はもう置いているところも大分少ないけど、あの子たちに興味がある人、あのゲームに関心がある人には、ぜひ足を運んでみてほしい。めんどうだったらSPでもいいので。(追記:悪いこと言わないから、やめとけ。(!?))
プロデュースが終わると、データは基本的に消えてしまい、手元には最終結果だけが残る。
あの一回、一年という期限付きのプロデュースというなかで生まれた物語を今でもとても大事にしている。
(実はパスケースに入れてお守りみたいに毎日持ち歩いている)
アケマス14周年、もといアイドルマスター14周年(昨日)ということで、去年下書きのままほったらかしていた文章をひっくり返した。
あらためてアケマス14周年おめでとうございます。
プレイすることができて本当に良かった。
今年も関東に行く機会があるので、何とかまたアケマスでプロデュースができたらいいな。
(古のCDをたまに買い漁るのだが、運良く純正カードらしきものが入ってた。今度これが使えたら嬉しい…)
アキバで遊ぼうと言っていたのに、一日ゲーセンの筐体に張り付いてたのを文句も言わず付き合ってくれた上に宿を提供してくれた友人には本当に感謝しかない。この場を借りて改めてお礼させてください。
そして前日に記念で行った港の見える丘公園。まさか翌日アケでエンディング見るとは思わなんだ…。
今度はエンディングの場所に夜行ってみたい。
(追記)行った。2020/2/7。
写真に映っているパレットタウンの観覧車も撤去されることになって寂しい限りですが、この景色を目にすることができて良かったと思います。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。